創造物語(20)
本紙は創造論の専門家である米国ケント·ホビンド博士の創造論講義を要約、紹介する。 ホビンド博士の講義は聖書を中心に神の創造世界を興味深く説明し、進化論が偽りの信仰体系であることを明快に明らかにしている。 <編集者>
キリスト教家庭で育った子供たちのうち75%が公立学校に通った後、信仰を断っている。 ほとんど古い地球の年齢を信じているからだ。 だから、聖書と聖書を比較しながら、事実がそうなのかどうか照らし合わせなければならない。 そうしてこそ信仰を失わないことができる。
創世記1章はこのように記録している。 “神は言われた。水の中に大空あれ。水と水を分けよ.”大空は何だろうか? ある人は土だろうと推定する。 土が水と水を分けるためだ。 しかし、それは土ではない。 もっと下20節“生き物が水の中に群がれ。鳥は地の上、天の 大空の面を飛べ。と言われたことを見ると、大空は空だ。 だから第一、空は、まさに鳥の飛び交うところだ。 聖書が聖書を解釈している。第二、空は、太陽と月と星がある場所だ。 “天の大空に光る物があって、地を照らせ。そのようになった.”(創世記1:15)第三、空はコリントへの第二の手紙12章に、たった一度だけ記録されている。 使徒パウロが石に当たって眠った時だ。 “第三の空にに引かれた者”(コリント第二12:2)と三つの空が聖書の中に言及されている。
創世記1章7節は”神は大空を造り、大空の下と大空の上に水を分けさせられた。そのようになった。”という。 それでは鳥たちの飛んでいるところに水があったということか。 詩篇148編4節はこんなに賞賛された。 “天の天よ。天の上にある水よ主を贊美せよ。”おそらく宇宙空間の外側に水があったのだろう。 聖書は神様が沢山の水をおかれたと言ったからだ。 我々の見る数多くの星で宇宙全体が水に包まれているのかもしれない. この一節がこの理論を裏付ける唯一の部分だ。
ペテロの第二の手紙は”地面が水から出て水で成立したもの”とした。 神様が地球を作られた時には大気の上に水や氷の天幕があったことは明らかだ。 しかし、今はない。 洪水時にすべて降り注いだからだ。 そしてイザヤはこう言う。 “主は地を覆う大空の上にある御座に着かれる。(It is he that sitteth upon the circle of the earth、KJV)”(イザヤ40:22)英語聖書には’地区の円の上’と翻訳した。 興味深い。 聖書はすでに3000年前に地球が丸いと話した。 キリスト教徒は地球が平らだと学んだことがない。 私たちは地球が丸いことを知っていた。
今日、私たちが呼吸する大気には6つの層がある。 対流圏、成層圏、中間圏、熱圏、外気圏、イオン層。 前には7つ目層があったが、それは大気の上の水または氷層だった。 それが何だったかは私たちは知らない。 今はないから。 我々ができることは、理論を作ることだ。 それは”覆い理論”と呼ばれる。 水または氷が大気の上にあったという理論だ。 私はこれが約10~20インチ(約25~50cm)の氷と信じている。 それは非常に冷たい氷が磁場によってかかっていたのだろう。
磁石が他の磁石の上に浮いていることをマイナス効果という。 このマイナス効果による磁場として地球の上に氷の帳幕が浮かんでいたのだろう。 氷や水は紫外線の一部を遮断し、気圧を高める。 今は空気が約100マイル(約160km)の厚さだが、これが約10~20マイル(約16~32km)に圧縮されていたはずだ。 さらに、指標では気圧が2倍になる。
実際に例がある。宇宙船が大気を突破して上がって行くとき、後ろに排気ガスを残す。 それが氷雲を形成するのに、この氷の雲が北極や南極で流されて極地方の上の約50マイル上空に浮かんでいる。 氷雲が浮かんでいて落ちない。 きっと磁場にかかっているはずだ。
ヨセフスは彼の本にこう書いた。”ヘブライ人は神様が世の中を創造された時に、2日目にクリスタル大空を世の中にめぐったと信じた。”クリスタル大空と表現したのを見ると、恐らく非常に冷たい氷だったろう。 <続く>[福音祈祷新聞]