ケニアの草原で
ケニアで牧童に会った。ヤギたちを連れてよい草を探しに出かけたのか。夜になるとオオカミの攻撃に備えていて、時には彼らと戦うこともあるだろう。あの腕にかけた杖で。
人影のない草原で牧童は何の夢を見るだろうか。ヤギたちが眠ったあいだに広い空の星を見つめて創造主を賛美する彼らの声が聞こえただろうか。急に現れたオオカミの攻撃を防いでヤギ一匹さえも失えないとの切ない気持ちを思って、牧童は誰の気持ちを理解できただろうか。
童のダビデはわかっていた。敵の手から救ってくださった神様が自分をどんなに愛しているのか。主が自分をどのように保護してくださっているのか、ライオンから救ってくださった神様がゴリアットから自分を救ってくださることを。敵の攻撃からあきらめないで大胆に戦うことができる人は主の救いを知った人だけだろう。救いを感じてみたのか。[GNPNEWS]
“ダビデはまた言った、「ししのつめ、くまのつめからわたしを救い出された主は、またわたしを、このペリシテびとの手から救い出されるでしょう」。”(サムエル上 17:37a)
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