殉教者の声、「キリスト教に対する敵意が消えた」
イスラム過激派たちの残酷なテロと殺傷が起こっているイラクでイスラム信者たちが福音に心を開いたり好奇心を見せていると国際宣教団体「殉教者の声」が最近、明かした。
毎日宣教通信はイスラムのスンニ派の過激派グループ、イスラム国家(ISIS)がモスルと近隣地域を拠点としてテロ活動を激しくくり広げこの地域らを占拠した後、数千名の住民たちが安全地帯を求め避難しながら、この様な現象が現れていると殉教者の声を引用し伝えた。
故郷を捨てた彼らは多くの人が難民の村に入り、西欧のキリスト教国家から来たキリスト教関連の救援機関で配っている救援物資に頼り生きている。この様な環境で彼らは少なからずカルチャー・ショックを受けているという。
いつも敵であると思っていた人たちから優しさと愛までも感じる反面、兄弟であると信じていたイスラム信者から残酷なテロを経験しているからである。
これによってキリスト教に対する敵意が薄らぎクリスチャンたちが信じている福音に初めて関心を持つムスリムたちが現れているという。殉教者の声側は「この様な現象は彼らが生まれて始めて経験する心の揺らぎで変化であるとみられる」と言った。
一方、現地で救護活動を行っているある活動家は最近100名以上のイスラム信者たちが福音に関心を持っており彼らを相手に聖書と福音を教える準備をしている。彼らの中の一部はまだ正式に洗礼を受けてはいないが、キリストを迎えた人もいると伝えた。〔GNPNEWS〕
彼らは飢えず、渇かず、熱も太陽も彼らを打たない。彼らをあわれむ者が彼らを導き、水のわく所に連れて行くからだ。(イザヤ書49:10)
祈り:愛の神様、イスラムのスンニ派の武装グループ、ISISの残虐行為によりムスリムたちがかえって福音に心を開き感心を持つようになったことを感謝します。あわれみの主よ!彼らを救いの泉でおられるイエス様に導いてください。キリスト教救援機関が安全地帯を求め難民の村に避難して来た彼らを命を尽くし福音で仕える恵みとよろこびを分かち合えますように。難民たちと奉仕者たちを主の御名で祝福します。救いの歌をイラクに満たす主を期待します。