旧約聖書サムエル書を背景に二つの王国の実体が紹介される。
始めは華麗で華やかだったが、隠れていた惨めな実状が全部暴露されて、決められた運命によって審判に投げ込まれたイスラエル民―人間の王国であるサウルの王国がその一つである。
もう一つは始めから子を産めなくて悲しんでいた人のハンナと、民とサウル王から裏切られた苦しみをうけたサムエル、いつ終わるか分からない逃亡者の危うい境遇にあったダビデにあった国である。
荒れてみすぼらしい器の中にもられている、しかし勝利として現された尊い神様の国!
混沌の士師時代の末期に悪逆だったイスラエルは結局神様を拒む行為で、彼らの望む’王‘を求めた。そして異邦のように華麗で実感できる権力の人間、王サウルを立てた(勿論神様の許しの中で)。現実はすぐ暴露された。
権力に飲み込まれた人間サウルは、自分の思うままに神様の主権を超えて神様の名を使っていた。
欲望に目がくるって、祭司長を集団殺害して、神様の王国を対敵するサタン王国の下手人になった。
神様の民であり、イスラエルの名の下で礼拝と予言、祭祀、約束など、全ての宗教的な形はそろっていたが、神様を対敵する反逆を犯した。
権力・暗闇の主管者、不従順の霊であるサタンは悪霊にとりつかれていたサウル王と神様を拒んだイスラエル民を通して、神様の国を攻撃して主が選択したダビデを殺そうと全国を揺らした。
しかしその地の真の主であり、王はダビデを(神様のみ心に合ったもの、神様に治められたもの)通して、清い、義の国を立てて行く神様でした。
その国は見える国ではなく、見えない国であって、神様が統治する清くて義の国である。光が暗闇を飲み込むように、復活の命が死を勝つように、勝利する国であり、永遠の王国である。
神様の国の王、メシアが来た!
初のクリスマス、王として来てくださったイェス・キリストは、‘高いところで栄光、地では喜ぶ人たち中に平和’である王中の王でした。
遠い東方から来た博士たちは当然王宮があるイェルサレムに来て聞いた。‘ユダイ人の王として生まれた方がどこにいるの?’そのイェスは華麗な王宮殿ではない、約束通りにベツレヘムのみすぼらしい馬小屋で、ナザレ出身の処女マリアの体を通してこの地にお生れになった。
神様の国の王になるキリスト・イェスを裁判したピラトが叫んだ。‘見よ、貴方たちの王である!’しかし神様の民であるイスラエルは祭司長たちと共に‘ローマ皇帝のガイシャ以外には私たちに王はありません’と答えた。
そして彼にかぶられた王冠はいばらの冠であり、彼の手と足にさされたのは釘であり、彼の王座は裸になってかけられた十字架の上だった。
聖霊が臨んだ神様の国!死の権勢を破れて、審判の呪いを返して復活したイェス・キリスト。彼は捕虜になった民たちを帰して、暗闇から命へ、反逆から従順へと解放させてくださった。
彼を信じて従順する者の真実の主よ、王として来てくださった。
気が狂ったサウルを廃位させて、ダビデを立たせた神様は、悪魔に捕りかかった自我の王位を廃位して、十字架のキリストを王として仕えた霊と教会の上に、彼の国で臨んだ。
私にキリスト・イェスの十字架以外には決して誇ることはない。。(ガラテヤ人への手紙6;14)世への私は死んで、私が世に対して死んだ十字架。
呪われたサタンと世のしもべである、狂った王だった自我が廃位して死んで、苦しみを受けた幼い羊、十字架の真の王に仕えて、彼の統治を喜ぶ真の神様の国の民。イェス・キリスト、彼はあなたの王であるのか。イェス・キリスト、彼は真に貴方の教会の王であるのか。
すぐ来てください。インマヌエル お!望みますイスラエル。その捕虜生活苦しんでメシアを待っています。
喜んでイスラエル、すぐきたり、お!インマヌエル。すぐ来てください。知恵の主、全ての万物に秩序をくださり。
真の真理の道見せてくださり、行くべき道へ導いてください。喜べイスラエル、すぐきたり、お!インマヌエル。
すぐ来てください。希望の主、すべての民が一つの心になって。嫉妬と紛争をなくして真の平和に満たしてください。
喜べイスラエルすぐきたり、お!インマヌエル [GNPNEWS] <巡回宣教団 代表>
「その日が来るまで」から転載