主の痛快な逆転ドラマをみよう。

Date

2015年10月10日

ムスリム。奇跡になる

イスラム世界に臨んだ主の権能を見る。ムスリムの中で想像できないほどの主の驚くべき奇跡が開いてある。一生イスラムの教えに従って、十字架の福音に対して一番抵抗してきたムスリムたちが主の超自然的な歴史を通して一気にイエス・キリストの弟子になって、一番献身的な信仰の人生を歩むようになる奇跡の実話をこの本は紹介している。

ムスリムがイエス様を信じると言うのは、酷い逼迫と殉教を覚悟しないといけないことである。しかし死の危険でも大胆に福音を伝えているムスリムたちが所々で起き上っている。

こんな回心したムスリムを通してイスラムの国家に数千の教会が立てられた。数百名のムスリムの指導者たちが主に献身すると、自発的に武器を下してイエス様へ出てくる反軍群れも生じている。

この本の著者であるジェリ・トラウスデイル(Jerry Trousdale)はムスリム種族の中で、‘弟子伝道運動’ (Disciple Making Movement, DMM)を起こる働きに献身している。彼は弟子伝道と教会開拓は平凡な人たちに主の権能によればい何でも可能であると言っている。

この運動の目標は福音の拡散である。イエス様の弟子になると、すぐ他の人を弟子に伝道する。聖徒数を増やすのには関心がない。

‘お祈り’と‘平和の人’が核心

この本は主にアフリカのムスリムたちを紹介している。一生聖書を一度も読んだことがなかった未亡人が、誰かから聞いた聖書の御言葉を丸ごと暗記して他の人たちに伝えて教会開拓を起したお話。

ムスリムに尊敬されていた指導者であって成功した事業家の夢に、ある日イエス様が現れて‘私はこの世の光である’と言われてから盲人になったが、主の弟子になれという言葉に自分の生涯にもかかわらず、従順して多くの教会建てたお話。

市場でヤシ油を売りながら福音を伝えて、そこで会った人たちと聖書勉強を始めて3カ月間で教会が立てられたお話など、普通のクリスチャンたちが起した平凡で驚くべき奇跡を載せている。教会開拓と弟子伝道は決して特別な人や能力ある人たちのものでない。

著者はまたも弟子伝道運動の核心二つを言っている。つまりお祈りと平和の人である。接近が難しかった未伝道種族へ入るための一番重要な原理中一つは平和の人を見つけることである。イエス様は弟子たちに新しい共同体に入る時には平和の人を探すよう命令した(ルカの福音書10章)。平和の人と言うのは一定の場所で福音を伝えるように門を開いてくれる人である。

アフリカのムスリム共同体に入れるように門を開いてくれる人たちは一般人もいるが、驚くことにイスラムの最高指導者である数多いセイクとイマムだった。また数千人に達する平和の人たちの中には女性たちがいた。彼らは主の失われた魂と関係を結ぶ重要な役割をした。

このような歴史の裏では、長い間ムスリムのために祈ってきた世界の祈祷者たちがいた。数世紀間ムスリムの中で種をまいて水を注いで、苦労した多くの英雄たち、お祈りの人たち、主の勇敢な人たちがいたのである。

彼らのお祈りで主はムスクの門を開いて偏見の壁を崩して、憎悪の武器を破った。この本に紹介された内容はムスリムのために、私たちが祈ってきた応答であり、主が私たちのお祈りを聞いてくださっている証拠である。

ムスリムが大多数であるアフリカ。筆者は宣教団体でアフリカ支部を担当して、戦争とテロが起こったこの地に仕えている。多くの人たちが毎年すごい費用を払ってもアフリカの門を開く指導者としてこの地を踏んでいる。目に見えるのはいまだに何もない。

もっと堅く閉められているように見える。毎日残酷に死んでいくクリスチャンたちの殉教のお知らせを聞いて、主の忍耐を蔑視するムスリムたちを諦めたい時もある。しかし私たちの主の痛快な逆転ドラマを期待する。

十字架で成し遂げた逆説的な勝利、私たちのお祈りでムスリムたちを十字架の側に立たせる主の素晴らしい勝利が起こっていて感激である。‘貴方たちの涙で私が働いている。休まず祈って!’との主の応援の声が聞こえるような気がする。アゴルの谷が希望の門になるまで、お祈りが苦痛になるまで、お祈りを諦めない。主よ、成し遂げてください!マラナタ![GNPNEWS]

朴ヒヨン宣教師

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