地の果てで安息する信仰の人生を送りたいです。

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天使も喜ぶ天の家族ヨム・ガンヨル、チェ・ヒョンヒ

家族写真と共に壁には‘天使も喜ぶ天の家族’と書かれてある。いまも神様がなさった事を思い出して信じられないと言い、何回も涙ぐんでいたヨご夫妻。5人の子供たちを導いてくださった神様のお話を聞いてみた。<編集者>

–どのようにして主に出会いましたか。

ヨムさん;幼い時にお母さんを通して教会に通いましたが、その時はただイエス様が好きでした。神学を勧められるほど教会に熱心でした。中学校の卒業ころには学生会の役人でした。しかし高校に進学できなくて制服がなかった私は他の人の制服を着て人たちの前に立ちました。そんな自分が偽善者のように思えて苦しかったです。

教会から離れてからは完全に神様を忘れて生きてきました。年月がながれて神様がいない人生をいきて、離婚をして、子供二人を連れて再婚をして・・・私は罪が多くて、主から許されないと思いました。その中ある日神様が私を呼び掛けてくださいました。

– どんなことがありましたか。

ヨムさん;妻は妻なりに子供たちをちゃんと育てようと努力しました。しかし息子が高校の時女の子のお友たちとの問題を起しました。そのことで失望したのか、妻が帰らないまま手紙だけをおいて3日間家出をしました。衝撃でした。ふっと神様へ帰らないといけないと思いました。‘妻が帰っても帰らなくてもこれからは教会に行きます’と決断して教会に通い始めました。幼い時に‘神様、50歳の時に成功して帰ってきますね’と祈っていたことがあって、その時が49歳でした。

チェさん;私は夫に出会うまでは仏教を信じました。実家が皆仏教でした。しかし夫が子供二人をつれて教会に行って座るだけでいいと言いました。実際に子供たちと幼稚部の礼拝室で座るだけしました。どのようにもっとよい教育を受けられるかを話して帰って来ました。ある日偶然教会の聖徒さんからいただいた宣教団体の祈祷カードをみて、夫がそこで訓練をうければいいなと思いました。

ヨムさん;当時不動産屋の事務室を運営していました。教会で妻を通して知るようになった聖徒の勧めで信仰訓練を受けるように紹介されました。教会文化をちゃんと経験していなかったので、聖書の知識を得て多くの人たちに会うために申し込みましたが堕ちました。すこし意地になって他の宣教館学校から始めました。ある宣教師のみ言葉が怖かったです。罪人の本性だったでしょうね。光の前に出るのが怖かったと思います。

– それでもなぜ続けましたか。

ヨムさん;み言葉を聞くたびに負担感がありました。何であんなにみすほらしいのかなと思いつつも、その福音のみ言葉には力がありました。み言葉の前にひれ伏しました。

– 福音の前に立ったとはどんな意味ですか。

ヨムさん;一週間行う訓練過程でしたが、ローマ書1章を聞いて殺人、紛争、偽り、悪徳に満ちた者。全ての罪の形は自分でした。聖書を全然知らないですが、‘ヨムさん、貴方は死刑’と、罪人こそが自分であると気付きました。当時は私が十字架を通過することが何の意味なのか知りませんでしたが、神様の強力な恵みによって私を一気に導いてくださいました。

み言葉を聞く時、体が固まった

– 福音の前に立った時どんな変化がありましたか。

ヨムさん;貴方を創造した方が語って、貴方を作った方が言うので・・・。全部は分からないが、神様は私を呼んでくださいました。主が私をこのように作ったのに、私は主を知らないで孤児のように生きてきたんだ!そして私に言ってくださいました。‘貴方が依頼していることを離せよ、それを握っていては私に従えない’ 私の依頼は不動産屋でした。言葉では説明するのが難しいですが、その仕事を辞めて主が導く恵みの場へと一歩進みました。

チェさん;夫がたくさん恵みを頂いてきて、私にも訓練をうけるように勧めました。私は地獄にいってもいいから訓練は受けないと言いましたが、なぜか行かないといけないようなきがしました。それで訓練を受けて福音の前に立ちました。全部は理解できないが、その場が血と肉で生きてきた私の人生を終える死の場だったと知っています。

– 福音を聞きながら心の態度が変わってきた部分がありますか。

チェさん;私は自分が二番目の妻だったので、子供たちをもっと正しく育ってもっとこの世で成功させないといけないと思っていました。しかしそんな心の態度の変化が必要だと感じました。それで子供たちの教育に対しての自分の基準を下しました。また宣教師へと呼びかけに返事して起きました。勿論それ以後は恐れました。私を全部捨てないといけない様なきがして、喜びのない気持ちでした。

– その後信仰の歩みをどのように従いましたか。

ヨムさん;私は宣教官学校でインドへアウトリーチに行きました。初日から最後の日まで暑さと脱水で、2週間で体重が18キロ減って死が何であるのかを経験しました。神様に聞きました。その時主が言ってくださいました。‘貴方は生きたいのか、しかしあなたのために与えた私の息子が十字架で死ぬ時、私はどうだったと思うのか・・’ 生かしてくださいと言えなかったです。主のみ言葉だけで十分だと思って帰って来ました。

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四番目ハンソルちゃん、五番目チャンヤンちゃんと共に家の前の遊び場で

チェさん;夫がアウトリーチに行った時、インドにまたも行くと言ったらどうしようと心配でした。しかし倒れそうに帰って来る姿を見て、またいくとは言わないだろうと安心しました。その後私が宣教官学校の訓練をうけて北カプカズへアウトリーチに行きました。寒い中青年たちの賛美がとてもよかったです。‘神様、宣教は無理して行うことではなく、あのように喜ぶことならば私も行きます。次は夫がインドに行こうと言っても喜んで行けます’と告白して帰って来ました。夫は教会にインド派遣に関して言いました。それでインドへの宣教を確信して、周辺を整理始めました。

インドで十字架を経験させてくださった神様

– どのようにしてインドへのみ心をいただきましたか。

ヨムさん;世界のための一日一時間祈る‘祈祷24・365’に参加していました。インドネシアのために祈っていましたが、インドと同じでした。アウトリーチの時見たインドを思い出すようにしてくださいました。一緒に行った訓練生たちは見てなかったですが、私は見ました。ゲンジズ川の石階段のそばで死を待っていた人たちでした。ハンセン病の人たちでした。私のお母さんもお父さんもその病気でした。細胞の一つ一つの神経が麻痺して、肉が崩れていくことも感じられない、聖書から出てくるハンセン病の話が私には実在でした。誰にも言えない私の悲しい家族の話です。そのハンセン病の人たちと共にいないといけないと思いました。インドへ戻ると神様に約束しました。そしてインドへ行く準備のために、6カ月間の共同体訓練を始めました。

チェさん;夫が共同体訓練を受ける間、子供たちも一緒にインドを思ってくれたらと思いました。ある宣教師さんを通して三番目の子ハヌルチャン(19歳)、四番目の子ハンソリ君(17歳)をインドに行かせました。思ったよりお金はかかりましたが、それも神様が満たしてくださいました。インドは汚くて嫌がっていた子供たちが行ってきては、またインドへ行きたいと言いました。それを聞いて主の呼びかけだと確信しました。

宣教師として派遣されるまえに神様はまず家庭を回復するようにしてくださいました。”

– 神様にどのように従いましたか。

チェさん;夫が6カ月間の共同体訓練を終えてお家に帰ると、私たちのための派遣の教会が決まって一つずつ準備が進みました。しかし日程を決めて待っていましたが、エリヤに見せてくださった小さな雲ひとつも見せてくださいませんでした。止めたほうがいいという周辺の勧めもありました。こんな状況に怒りが生じました。いままで準備してきたのに何で送ってくださいのか。思ってみると今までの生活は全部インドのための時間でした。私の中心は神様ではなく、インドでした。神様にどこでもいいですと告白して、夫は世界連合祈祷チームで、私は共同体訓練に参加しました。

ヨムさん;ヘブリ人への手紙12章をもって祈る時、確証してくださいました。堅固な神様の国を私たちの中に臨むようにしてくださったこと。私たちが注目すべきことはインドの地ではなく、宣教師と言う名もない私の中に全部であるイエス・キリストであることです。‘そうだ!私が愛するのはインドでも、その地の人たちでもない。神様であり、この方が全部である!これは神様の国である。’ これからはどこへ送られてもいいと思いました。それから私はインドへ行きました。その2年間神様は家庭の中で素晴らしい事をなさいました。

堅固な神様の国が臨んで

– どんなことがありましたか。

ヨムさん;子供たちが五人です。それぞれ福音に反応しました。去年末っ子がヘブロン原型学校に入るために通っていた学校をやめました。しかし面接で落ちてどの学校も行けなくなりました。住んでいたアパートの隣に学校がありました。お友たちの姿を見て大変つらそうに過ごしました。学校とお友たちの事を諦めて神様の国を思うようになりました。そしてついに今年次世代宣教師を養成するヘブロン原型学校に入学しました。

チェさん;三番目の子も多くの混乱と辛さがありました。後で福音に出会って告白しましたが、学校でのお友たちの自殺事件、いじめの問題の中で大変辛かったようです。子供たちの問題に会った時約束のみ言葉をいただきました。‘あなたは捨てられ、憎まれて、その中を過ぎる者もなかったが、わたしはあなたを、とこしえの誇、世々の喜びとする。’(イザヤ60:15) このように子供一人一人を主は喜びの場へと導いてくださいました。沢山の人たちが一番変わらないだろうと言っていた子供たちを、主は一番早く変えてくださいました。

子供たちの小さな心の中で働く神様

– ついに願っていた事をなしてくださいましたね。

チェさん;はい。L国に先に行った宣教師たちと私たちが共に共同体として仕えました。一人で残っていた子供のために主はお友達を準備してくださいました。感謝です。

ヨムさん;去年の冬多くの大学と教会の門を叩いて、この地が本当に宣教地だと気付きました。どこででも関係ないと思っていましたが、何も見えないこの地で主がおくのかと心配になりました。しかしこの地に向けて憐れむ主のみ心を見せてくださいました。そして一人を指導者として立ててくださることも見せてくださいました。最近エゼキエルを読んでいて、エゼキエルの心の中に主だけがあることに気付きました。その存在の告白が同じく私たちの告白であることを信じています。

– 最後にお祈りの課題はありますか。

チェさん;一人をこの世よりも尊く思ってくださる神様の熱心と愛が私の中に同じくあって、私もそのように一人の命を生かすその場にいたいです。この世の次世代の子供たちが宣教師になることに協力して、その場で主の栄光を捧げたいです。

ヨムさん;主のみ言葉で、安全に喜べるその場で主が下さる魂の食事も沢山食べてお恵みを頂きたいと思っています。目に見える物を追わないつもりです。一緒にいよう、一緒に行おうと言ってくださる主と共にしたいです。御言葉によっていつも豊かにしてくださる主を賛美し、共に食べて飲んで、主の中で平安をいただきたいです。本当に御言葉による生活がどんなものなのか、その平安はどんなものなのか・・・、そのように主と共にいたいです。 [GNPNEWS]

E.J.

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