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米国連邦最高裁判所の同性結婚権利判決を前に、米法律専門家が明らかに
ロバートジョージ、キリスト教的世界観での‘結婚観’で、今年ウィルバーポス賞受賞。
“結婚は成人の性的欲求とか愛情欠乏を満たす為の手段ではない。結婚は計りきれない祝福である子供を養育する為に、男女が愛を決断する‘社会的組織’である。”
米国連邦最高裁判所の‘同性結婚に対する憲法上権利保障’の可否に対する判決を前にしている中、今年ウィルバーポス賞受賞者であるロバートジョージ博士(米国プリンストン大学法大)が、最近、論文発刊サイトであるパブリックディスコースを通じてこのように明かした。
ウィルバーポス賞は、19世紀英国の政治家でありながら、奴隷制廃止に一生を捧げたウィリアムウィルバーポスを記念する為に、社会正義の為に功を立てた人に授与している。
ジョージ博士は“もし、結婚が単に性的欲求とか愛情充足の為の連合とか、同居関係の形に過ぎないのであれば、異性間の結婚に限って結婚許可証を発給する州法に対して最高裁判所は廃止を要求するべきである”と述べた。
これは米国の法律が財政とか面倒を見るとか性的結合などを本質として理解するならば、性別が違う二人の連合にだけ結婚として認める現行法は、修正憲法第14条平等保護条項に反する不当で差別的な法であるからだ。
米国、同性結婚権利保障に対する連邦最高裁判所の判決を前にしている
しかし、彼は結婚に対する法的、歴史的な観点は違うと主張している。“州法は結婚を性的、または愛情的な連合による成人の欲望と関心を満たす手段ではなく、子供の親になりたいと言う必要によって作られた関係として理解している。”と言う。
子供はただ‘結婚’と言う性的-愛情的関係の結果ではない。結婚は祝福の結果である子供を養育する為であり、男女の相互補完の原理で有性生植が可能であるのだ。
しかし、不妊のせいでも男女の選択ででも、結婚した全ての人が子供を持たされるのではない。それにも関わらず、法と伝統はいつも結婚を“配偶者によって満たされる関係”であり、“共に子供を産んで養育する関係”として理解する事には変化がないことであるのだ。
それによってジョージ博士は最高裁判所が見分ける問題のポイントは“州政府は結婚に対して男女夫婦の観点ではなく、性的、愛情的な連合の観点からの正義を受け入れるように憲法が要請するかどうか”にあると明かした。
でも、彼は憲法内どんな条項にも結婚に対する観点の変化の要求を支持する内容はないと強調した。
しかし、同性結婚を支持する法廷の判決は結果的にこのような観点の変化をもたらす事ができる。裁判所は異性間の相互補完の原理を否定して、成人の欲望と関心を児童の福祉より上位の価値に置くことによって、結婚に対する観点の変化をもたらす危険がある。
一方、ロバートジョージ博士は、結婚に対してこのように明快で鋭い主張でウィリアムウィルバーポス賞(William Wilberforce Award) 受賞者に決定されたとコールソンセンターが最近明らかにした。このことに関連して、コールソンセンターの設立者であるチョックコールソン牧師は“ジョージ博士ほどキリスト教世界観をこつこつと、それから自ら生きる人はほぼ居ない”と評価した。 [GNPNEWS]
福音祈祷新聞 国際チーム