闇が消える唯一な道

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夢が切なくて深くなれば恨みになる。恨みになった夢は運命になる。このように運命になった夢は死も止められなくなる。それ以上の選択は無意味になる。生と死を乗り越えて死ぬことも有益になる。
”そして、どんなことにも恥をかかず、これまでのように今も、生きるにも死ぬにも、わたしの身によってキリストが公然とあがめられるようにと切に願い、希望しています。わたしにとって、生きるとはキリストであり、死ぬことは 利益なのです。”(ピリピ人への手紙1:20~21) パウロに死ぬことさえも有益だった理由は、彼の切なる期待と希望が叶うからだった。それはキリストがあがめられることであった。

恨みになった夢は運命

“わたしは、キリストとその復活の力とを知り、その苦しみにあずかって、その死の姿にあやかりながら、何とかして死者の中からの復活に達したいのです。”(ピリピ人への手紙3:10-11)当時の誰よりも深い信仰の体験と十字架の福音の神学的な知識と、何よりも復活されたイエスキリストの顕現を目撃したパウロであったが、彼は満足することが出来なかった。復活の権能に参加する前には。。。

“わたしは、旣にそれを得たというわけではなく、旣に完全な者となっているわけでもありません。何とかして捕らえようと努めているのです。自分がキリスト · イエス に 捕らえられているからです。兄弟たち、わたし自身は旣に捕らえたとは思っていません。なすべきことはただ一つ、後ろのものを忘れ、前のものに全身を向けつつ、神がキリスト · イエス によって上へ召して、お與えになる賞を得るために、目標を目指してひたすら走ることです。”(ピリピ人への手紙3:12-14)パウロは後ろのものは忘れた。それがどんなにすごい祝福と体験と能力であったとしても彼はそれで満足することは出来なかった。目標を目指してひたすら走るだけであった。

聖なる願い、敬虔の熱望

“その後、わたしはすべての人にわが靈を注ぐ。あなたたちの息子や娘は預言し、老人は夢を見、若者は幻を見る。”(ヨエル書2:28)すべての世帯と階層を乗り越えて神様の形で創造された心の中に御霊が注がれたら腐って虚しい夢たちが割礼を受ける。罪人の心の皮が剝けたら神様が創造される前に原形の中に注がれた神様の渇望が現れてくる。そして、イエスに似ることを願って、神様を知りたがり、聖なる天国を享受したがって、瞬間を生きてても永遠を生きたい魂の渇望が噴出される。本能に逆らって聖なる願いと敬虔の熱望が燃え上がる。

“あなたがたの內に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです。 ”(ピリピ人への手紙2:13)やりたいことをやる人は絶対疲れない。距離、時間、痛みや苦痛などの状況は何の問題にもならない。だから私たちが求めるべきなのは、御霊が私たちの内にすでに注いでくださった信仰深い熱望に火をつけて下さって、どんなものも私たちを立ちはだからないようにして下さる事であるだろう。

“天におられるわたしたちの父よ、御名が崇められますように。御國が來ますように。御心が行われますように、天におけるように 地の上にも。”(マタイによる福音書6:9-10)主に教われた‘主の祈り’は私たちの魂の渇望をそっくりみんな盛り込んでいる。私たちの家庭と使役と教会と民族の中に腐って不正直で不調理な闇が消える唯一な道は神様の国が臨むことであるのだ。                     (2016.2 メッセージ整理) <続く>
[GNPNEWS] キムヨンイ宣教師(巡回宣教団)

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