米国カルステート(CSU)系列大学、キリスト学生クラブの活動を許さず
米国のカルステート(CSU)系列の一部の大学が非クリスチャンを大学内のキリスト・クラブのリーダーとして認めない「差別的」団体であるという理由でキリスト・クラブの学校内の活動を禁じた。カルポリサンルイスオビスポ(Cal Poly San Luis Obispo)とチコステートなどのCSU系列の二つの大学がキリスト学生クラブの学生募集の為の広報と校内施設の使用などの全ての学内活動を許さず、彼らは正常的な活動が出来ないようになったと米州 クリスチャン・トゥデイが最近、報道した。
今年の学期の初め、カルステート大学の行政部はキリスト学生クラブが非クリスチャンの加入を許さないという理由で彼らを「差別的」団体として規定し、学生団体の為の全ての支援活動を中断した。この政策によりある団体は20名が出ていた聖書スターディーに2名だけ参加し、また他の団体は50余名の会員を失ったと知らされた。
これによりキリスト学生クラブは学校のキャンパスとディレクトリーから除去され不利益を受けた。彼らはこれからクラブ活動のためキャンパス内で部屋を使用するには更に高い賃貸料と手数料を負担しなければならないなど従来の学校内のクラブ活動の為の支援措置を受けることができないようになったのである。
サンルイスオビスポ大学のキリスト・クラブの指導者であるジェイミー・パパスは「誰でも人種と宗教にかかわらず私たちの定期集会に参加できる。しかし誰が聖書スターディーを導くか、そして個人のメントができるかについての可否は違う問題である。また集会の為のコンテンツを決めるのはキリスト教の学生がリーダーとしていてこそ出来る事である」と言った。
一方、このような学校の政策に対してあるインターネット使用者は掲示板を通じ「米国の修正憲法第1条は自由な宗教活動を妨害したり、平和な集会の権利を妨害する法の制定を禁ずる。この学校は確かにこの二つを全て違反している。学校は誰がグループの指導者となるべきか言えない。サッカー・クラブでリーダーとしてファッション・デザイナーを願うか?
同性愛クラブが指導者として信心深いムスリムを願うか?ムスリムがキリスト教の指導者と願うか?私がもしイスラムについて学びたければキリスト教クラブに行って学びたくないであろう。この全ては信じられないほどとんでもない話である」と意見をのべた。
またキリスト学生クラブのリーダーたちもやはり非クリスチャンがキリスト・クラブの指導者となれないときっぱりと言う。現在、このキリスト団体たちはこの問題について学校当局と対話を通じて追加協議することにした。
現在、二つの大学当局は「リーダーの資格」を非クリスチャンに許容せよと要求している。〔GNPNEWS〕