伐採者と麻薬密売人の攻撃を避け移動中に発見
ペルーとブラジルの国境で外部世界にさらされたことがなかったインディオ部族が発見され最近、外部世界と始めて接触した。
ブラジル国立インディオ財団は最近、ペルー熱帯雨林地域に住んでいる土着インディオがペルーからブラジルに流れ込むエンビラ川沿いで外部の人に助けを求める動画を公開した(youtu.be/Sb7alhaD-BE)。インディオはインド人と区分する為にブラジルで南米地域の原住民たちを呼ぶ呼称である。
財団によると、彼らは国境地帯を対象に活動している伐採者たちと麻薬密売人たちの無慈悲な攻撃から逃れ移動しているところをエンビラ川上流地域に居住しているカンバ部族によって発見された。南米地域の原住民はインド人と区分する為に英語圏ではアメリカン・インディオと呼びブラジルではインディオと呼ばれている。
関連消息通によると、2008年にある種族環境保護団体が公開した映像を通じて彼らの存在が外部世界に知られることになった。そして、ここ数年間、彼らインディオたちが外部にさらされ攻撃を受けたものと考えられている。
今度公開された映像によると、カンバ部族民たちが独自の行事中に川の向こうに人々がいるのを見て彼らと接触を試みた末に出会うことが出来たという。
映像には、また彼らインディオたちがカンバ部族が居住している村に入って来て服と刀と斧を持って行くなど身勝手に行動する姿が込められている。
一方、種族専門家たちはこの地域には彼らの他に別のインディオたちがいるものと確認した。彼らインディオたちは武装した麻薬密売人たちや不法伐採者たちによって侵害され攻撃を受けており、部族たちはこのような外部の侵入を一方的に受けているという。
それだけでなく、今度接触した部族の大人たちは大半が皆殺しになって、若者たちと子供たちだけ生存して遊牧民生活をしているものと確認された。〈ペルー=ジェイ・キム特派員〉
〔GNPNEWS〕