3月30日まで立法を予告…同性愛を反対する意見が続く
なぜなら、しれ者は恥ずべきことを語り、その心は不法を企んで、神を敬まず、主に向かって迷いごとを語り、…しかし、高貴な人は高貴なことを計画し、高貴なことを、いつもする(イザヤ書32:6-8)
2011年の憲法裁判所の軍刑法第92条が「合憲」であるという判決後、静かであった軍隊内の同性愛許容の主張が今年の3月17日、一部の国会議員による「軍刑法一部改正案」の発議でまた論難を起こしている。
民主党のジン・ソンミ議員が代表発議した法律案にはキム・クァンジン、ジャン・ハナ、ベ・ジェジョン、ウン・スミ(以上、民主党)、ジョン・ジヌ、パク・ウォンソク、キム・ジェナム(以上、正義党)、キム・ジェヨン、イ・サンギュ(以上、進歩党)議員等10名が加わっている。彼らは軍刑法第92条6の(醜行)に対する処罰事項を削除すべきであると発議したのである。この条項は「肛門性交やその他の醜行をした人は2年以下の懲役に処する」と同姓行為時の処罰を明確に規定している。
しかし、この条項を削除する場合、同性愛に対する処罰の根拠がなくなる。
ジン議員等は提案の理由を通じて「我が国の場合、個人主義的‐性に解放的な思考方式によって性に関する我が国民の法意識にも多くの変化があり、同姓の間の性的な行為が非常識で社会の性道徳を酷く侵害するという否定的な視覚からだんだん脱して」いると明かしている。
しかし軍刑法第92条は軍隊内の同性愛を防ぎ、国防の義務の為に軍務に服している軍人たちの「人権」を保護する役割もしている。実際、最近、陸軍では分隊長が新兵14名を強制的にセクハラをした事件が発生した。この事件は僅か3ヶ月の間に行われたもので、彼は1年6ヶ月の実刑を申し渡された。
去年の10月、韓国教会マスコミ会が韓国ギャラップに依頼して軍隊に行って来た1020名を対象にした結果、軍隊内で軍人の間のセクハラや性暴力が発生しても申告するのが「難しい」というのが82.8%を占めた。
軍隊を行って来た10名の中の7名が同性愛についての問題があると見て、現行の軍刑法第92条を「維持するか寧ろ強めるべきである」という主張が86.8%を占めた(維持22.6%、寧ろ強める64.2%)。
よって同性愛を擁護している一部の国会議員たちは国民の情緒と軍隊内の特殊性を考慮せず、全くかけ離れた思考方式で法律改正案を持ち込んだのである。
今度の「軍刑法一部改正法律案」は直ちに撤回されるべきであり、寧ろこれが軍人たちの「人権」を保護するものであるということを忘れてはならない。このようなくだらない法律案の改正の動きは軍の規律の緩みと軍の戦力化の損失を招くのみである。
先月の30日で立法予告期間を経たこの法案に対して国会立法予告サイトは法案の提案に反対するという国民の反対意見が3月30日現在3万7700余名に達している(出所:祈祷24.365=福音祈祷新聞総合)。
貴方は、貴方を恐れる者の為に旗を授けられました。それは、弓にかえて、これをひらめかせる為です。神によって、私たちは力ある働きをします。紙こそ、私たちの敵を踏みつけられる方です。(詩篇60:4、12)
実に白々しいことを引っ切りなしに焦点を合わせて企みます。愚かなことを言い、その心は不義に陥て悪巧みを働き、性的な趣向や少数の人権などで神様に逆らいます。哀れに思い、破れた良心の光を照らしてください。このような事に対応するクリスチャンたちにも尊い方の側に立って、その方の教養と戒めを示す知恵をください。私たちの敵、サタンが全ての領域で反逆を策動する時に神様に頼り勇敢に行動する聖徒たちが真理をはっきりと言えるようにしてください。軍隊で、国会で主を恐れる者たちが真理の側に立って働くことを期待します。