ヨロッパ南東部、バルカン半島のキリスのデサロニカ地域
空高く、青い空の下に並ぶ木々で作られた建物。木々で作られた十字架がかけられてある向こう側に見えるあそこは、ロマニのジプシーたちが住んでいる野生花の村の教会である。
彼らのすがたがまるで野生に咲く花に似ていて付けられた名前である。貧しい環境と文盲、無防備状態で漂流する疎外されたロマニと言われているジプシーを発見して、彼らを愛するようになった宣教師さんが自分の手で木を使って作った教会の姿はまるで一つの画のように美しかった。
ジプシーたちに福音を伝えるために蔑視と冷遇、追放、忍耐の過程を経て探し回って見つけたジプシーの村で、いまはキリス全域に散らばっていた多くのロマニの兄弟達と交わり、福音を伝えるようになったとの話は、喜びと感激の中から聞こえてきた。どうして私のような罪人を生かしたのか、大きな罪悪から助け出してくださって神様が導いてくださっているのか、その恵みに感激する。
罪過によって死んでいたわたしたちを、キリストと共に生かし、あなたがたの救われたのは、恵みによるのである(エペソ人への手紙 2:5)
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