色とりどりの華やかな一つ一つ丹念に刺繍されたアルバニアの伝統衣装を着た人々は、結婚式を控えた花嫁と付き添い人たちだ。赤い衣装の間に立った白いドレスの花嫁は、今日の結婚式で最高の美しい姿で新郎を迎えるだろう。
主を迎えるもう一人の新婦アルバニアはローマ書15章に出てくる「イリゴン」地域で使徒パウロによって福音が伝播された。しかし1478年、オスマン帝国に征服されて450年間イスラム化され、色々な外国勢力の侵略を受けて1944年に共産主義政権の樹立で多くの教会が閉鎖され迫害を受けた。そして宗教の自由が許され、1990年代に宣教師たちが入って福音が伝播された。現在300人程度の海外宣教師がおり、彼らは訓練とキリスト資源開発、総体的使役で教会に仕えている。また、宣教師たちが建てた教会が現地人牧師たちに移譲されている。
アルバニア教会はイスラムの波と共産化の脅威からも信仰を守り、再び訪れるイエス·キリストを迎える準備をしている。子羊の花嫁のすべての準備を終えるその日、今日のこの結婚式のように明るい顔で新郎になったイエス様を迎えるだろう。
「また私は、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために装った花嫁のように支度を整え、神のもとを出て、天から降って来るのを見た。」(ヨハネ黙示録21:2)
[福音祈祷新聞]
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