チャド!アフリカの死んだ心臓からイエスの心臓へ

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「祈ります。」の声に少しでも開けられたらと手で両目をぎゅっと押さえて祈る子供たちの姿が可愛い反面心をジーンとさせる。ここチャドは切実な祈りが必要だからだ。

チャドは1960年にフランスから独立した。しかし、部族指導者たちの覇権争奪戦による長い内戦と不正腐敗で「アフリカの死んだ心臓」と呼ばれた。北部のイスラム勢力と南部のキリスト教勢力との対立で、30年間内戦が続いた。1982年にはクーデターで政権に就いたハブレの虐政と恐怖政治で4万人が命を失い、2015年にはイスラムテロ団体イスラム国家(IS)とボコ·ハラムの連続テロが発生した。2020年にはイスラム武装グループがチャド盆地湖にあるチャド軍を攻撃してほぼ100人の軍人が死亡した。

死の影に覆われた「アフリカの死んだ心臓」チャドをイエス·キリストの心臓で覆う祈りが今この瞬間必要だ。死を乗り越えて生命で起こしたイエスのその血の能力が切実に祈る番人たちの祈りを通じてチャドの隅々まで流れるように。

あなたがたは、父である神があらかじめ立てられた御計画に基づいて、“霊”によって聖なる者とされ、イエス・キリストに従い、また、その血を注ぎかけていただくために選ばれたのです。恵みと平和が、あなたがたにますます豊かに与えられるように。(ペトロの手紙一1:2)

[福音祈祷新聞]

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