福音がもたらせた驚くべき愛情

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福音で生きる命は、以前の死んだ者のような状態とは確実に違う。以前の命は神様ではない、この世を主人として思ってきたために、すべての価値判断の基準が全部この世の論理を基礎としていた。

慈しみ深い神様を知らないで、いつも恐れと比較意識でこの世の価値基準、理性に自分を照らして考えた。なので、状況と条件が彼には絶対的で、それに縛られていた。状況と条件を超えて天の真理をいただけない命であった。ただ状況と条件の奴隷になって、それによって人生が破壊されたり、成功したりするこの地の人であった。

しかしイエス様によって上から生まれ変わった者は、彼を包む条件によって沈没されない。状況と条件が真理ではなく、彼は聖書の御言葉を真理としていただくからである。この世が言っている理性と常識で思考する者でなく、イエス・キリストの真理が語ることが彼には実在であるので、その真理が考えの基準になる。

福音以後の人生はキリストによって聖書が語るすべての真理を私の者として確証して進む人生である。それで彼の人生は主の真理によって治められて、この世とは違う清い真理によって彼はこの世が知ることができない、理解することもできない平安を持って生きていけるのである。すべてを主は御言葉として準備してくださったからである。それでイエスの生命は聖書の真理が自分に‘はい’と信じられるようになる。

妻が十字架の福音を悟った後、福音以前の人生を私に告白して許しを請ってから、私は衝撃と怒りでとても辛い時間をすごした。福音の中で全部許したけど、じっとそのことを考えると心霊が揺れ動いた。しかし聖霊様はこの世の常識と理性が私の価値判断の基準ではなく、聖書の真理が私の価値判断の基準でないといけないといってくださった。しばらく葛藤して、私の中に真理とこの世の基準が戦った。

戦いの結果は真理が勝利した。私は真理を考えて、私の心も真理に治められた。真理が私の中で堅く立てられて私は平安を持つようになって、妻を愛する気持ちもますます大きくなって、以前とは違う次元の愛が生まれたことを感じた。以前の愛がどうであったか確実には言えないが、今回のことを経験して、愛をもっとはっきりまとめる事ができた。これからは妻を愛することを、キリストが教会の罪を、自分を犠牲して清くしてくださり、清く作られたその教会を愛するその愛で妻を愛するようになった。

私が福音を真理として、神様の御言葉を私の結論としてしなかったら、絶対に不可能なことだった。存在を変える福音から、その以後福音の祝福をいただいた者にならせた完全なる神様の働きだった。

‘すべて神から生まれた者は、世に勝ったからである。そして、私たちの信仰こそ、世に勝しめた勝利の力である。(ヨハネの第一の手紙5;4)

の世は決してできないことを神様は成し遂げてくださる。主が与えることはこの世のこととは異なっている。この世が知れない平安で守ってくださる。真理が結論になるように働く神様を賛美する。[GNPNEWS]

ノ・ジョンユン(聖書言語訓練学校の訓練生)                                              筆者は総体的な福音をいただいて、宣教訓練課程を終えて真理が結論になる聖書言語訓練学校(BLTS)でお祈りの証人として歩んでいる。

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